川を枕にして石で口をそそぐ

日々曖昧にしている感情を言葉にする独り言のようなページです

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

黒子のバスケ事件最終意見陳述

8年以上前になるだろうか。Facebookを何気なくみている時に、黒子のバスケの脅迫事件での犯人の最終意見陳述の記事が共有されていた。事件の概要はなんとなく知っていたけれど、この陳述の存在を知らなかったのだが、見てみてただただ驚いた。自分が犯人とし…

事実

よく、人の気持ちを考えなさいとか言う人がいる。人の感情を逆なでするような言葉をよく発していた分だけ、あまり人の感情を忖度せずに、思ったことを言ってきた。本当は忖度に忖度を重ねた末、思ったことをはっきりと言うと決意して言っているのではあるが…

言語化

言語化をすることのおもしろさの一つに、複数の世界をつなげるということがある。文学など、特定の人が書いた、特殊な条件における、特異な事件を描いているだけである。ただ、そこに書かれているものの焦点や、書き方に注視することで、自分とは違う世界の…

4月は君の嘘

海外で弱った自分の心を奮わせるなにかを探しているときに、4月は君の嘘というアニメを見た。昔からタイトルを聞くことはたまにあったのと、自分自身ピアノを弾くのでとても興味があって見てみたのだが、平日の夜10時から見始めて、気づいたら朝の5時であっ…

無垢の予兆

一つぶの砂に 一つの世界を見 一輪の野の花に 一つの天国を見 手のひらに無限をのせ 一時のうちに永遠を感じる ウィリアムブレイクというイギリスの作家による、唯一知っていて好きな詩である。博士の愛した数学の映画のエンドロールに流れてくるため、知名…