川を枕にして石で口をそそぐ

日々曖昧にしている感情を言葉にする独り言のようなページです

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

テーマ

論文を書く際には、テーマ決めが重要になる。それは教授から与えられたり、自分で考えていったりするのだが、テーマを決める時点で論文の半分以上が決まってくるほどとても重要である。データを恣意的に捻じ曲げ、結論に沿うように、過程を変える報道などを…

タイプ

幸いなことに、女の子を紹介するよと色々な人からよく言われる。人格に対してある一定の評価をもらっているということで、とてもありがたいことではあるのだが、そういう時に一番困るのが、どんな人がタイプなのかという質問だ。改めて考えてみると、とても…

女子小学生のかかとについている車輪のあれ

先日公園を歩いていると、同じ姿勢を保ちながら平行移動してくる女子小学生に出くわした。最近よく見る光景だがどうやら靴のかかとについてる車輪のあれを使っているらしい。 梅の花が咲き始めた陽気な春を感じさせる公園で、楽ちんそうに滑りながら移動する…

願い

時を超えて語り継がれる言葉や物語には、語りつがれるだけの力がある。何が直接的に人の心を動かすのかは分からないが、語り継がれた分だけそこには、時を経ても普遍的に共感しうる何かがあるのだろう。媒体は口伝であったり本であったり、時には建物であっ…

仕事をし始めて数年は、お前の言っている事が分からないとよく言われた。物事の論理が繋がっていないのだと。Aの結果からBをすっ飛ばして、Cに行っている。それを自分では不思議に思っていた。なんで分からないのだろうか。Aが起きればCが起きのるのは当然の…

暗がりで蠢く

人からすれば小難しいと思われる事柄を考えて、ここに記載している理由はたった一つ。自分の身を守るためである。 夏目漱石の草枕の冒頭に有名なセリフがある。「智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。…

恋愛

元来恋愛が苦手である。短期的な恋愛がうまくいくためには、ある種わがままの押し付けあいを程よく行う必要があると感じている。何かの欲望を相手に押し付けなければ、物語は始まらない。図書館で同じ本を取るために、手と手が触れたとしても、この本が面白…

煙草

結婚を考えている女性の条件に挙げられているのが、煙草を吸わないということをよく耳にする。煙草など百害あって一利なし。吸っているだけで健康を損なうなど言語道断。お金もかかるし、吸うことの意味が分からない。本人の体調を考えるとやめてほしいと思…

二元論

幸せになりたいと誰よりも思っているはずなのに、常に佳境に立っている。平穏を手に入れるがために、苦難を歩んでいる。心静かに過ごすためには、何よりも先に動じなければいけないと思っている。少しは苦労を経て、人の感情が理解できる大人にはなったと思…