川を枕にして石で口をそそぐ

日々曖昧にしている感情を言葉にする独り言のようなページです

悩み

ごちゃごちゃとした頭の中を整理するために、現状の問題点を整理したいと思う。今現状があまりも初めてのことが多すぎて悩んでいるからである。

 

初めてのことを書き出すだけでもざっと、以下のようになる。

 

○海外 人間関係(意思疎通)、言語(英語)、材料工法(知識)、法規(知識)、生活(行動)

○組織 協力会社(立場)、お客さん(関係性)、社内(日本との相違)、ローカル同僚(関係性)、日本人上司同僚(関係性・性質)

○役割 事務所の一組織の統括(上位仕事)、日本とのやりとり(事務書類)、アジア拠点の統括(会議の開催・司会)、周知(周囲との関係性)

○コロナ 在宅勤務(孤独)、仕事での規制(知識)、私生活での規制(孤独)、オンライン(関係性)

○私生活 友達(リラックス)、趣味(リラックス)

 

()内に入れているのは自分の中のポイントである。よくもまあこの状況の中で、1年間生きていたと思うものである。これを海外の若者に当然のようにやらせるのだから、もう二度と海外で働きたくないというのが、今の率直の心境である。

 

愚痴はさておき、3つの大きな課題は海外とコロナと役割である。

端的にまとめるとすると、状況は以下のようになる。

新しい言語・知識・文化・組織(海外)を習得するうえで、コロナによって人と直接会えないことが、経験値を得るうえでの制限になっている。海外を習得できていないままに、日本より上位互換の仕事をしなければならない状況にある。自分の位置する部署はある意味であまりものの人材で構成されており、何よりも主体的な行動を求められる。海外で長くやってきた周りの日本人は、過酷さに耐えてきたという自負により、若者に過酷さに耐えることで乗り越えるという意識を少なからず感じるのと、海外での日本人の少なさとコロナによる余裕のなさにより、1人の若者にかかわる時間を物理的に取ることができない。ローカル化を進めているが、要所要所で主体的に日本人が引っ張っていかなければいけないが、求める役割は昔よりもっと上位のものとなっている。本来精神的な負荷を和らげる私生活も、外に出て話すことができないという状況が、より悪い精神的な状況を作り出す。

 

コロナによってその状況が続くのであれば、日本に帰るのが一番いいことだと思う。